整ってない美しさ ―― お花のおもしろさ

人はどこか不安定なものに惹かれます。
完璧に整ったものよりも、少し揺らぎのあるものに目が留まることありませんか

それも不快ではなくつい見てしまうような。

それは私たちの感覚が”生きているもの”に反応するからかもしれませんね。

整えすぎない不安定さ

お花も同じです。

アレンジメントは整えすぎない方が印象に残ることがあります。
空気を含んだような自然な感じ、その中に”少しの不安定さ”があったほうが記憶に残ります。
まるで風に揺れる花や枝のように、どこか自由で儚い感じ。

でも、自然な感じが好きだからといって、ただ適当に生ればいいわけでもありません。

そこに技術があるから印象的になる。

整えすぎたアレンジメントはお花の個性がなくなってしまい、きれいだけどどこかつまらなくなってしまうし、適当な自然風では雑然として美しさがなかったり。

"自然らしさ”には繊細さと丁寧な手仕事が必要です。

一つとして同じデザインはない

不安定だけど心地好い、不安定だけどきれい。
このバランスがお花の面白さでもあり、難しさでもあります。

形を整えることより、お花を一輪一輪見て感じてどこに使うのか、そんな問いかけをしながらお花と対話するようにデザインしていくほうが大切だと思います。

一つとして同じデザインにはならないんです。

技術と感じる力。

レッスンを重ねていくうちに知らず知らず両方が育っていきます。

お花ってとてもおもしろいですよ!

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